コロナ禍の現在では、三密を避けるニューノーマルの浸透、テレワークなど働き方の転換、国内外の人の移動制限や物流・部品供給網の寸断、情報化・キャッシュレス化への加速、教育方法の模索と変容、そして働き方や幸せのあり方など社会と生活をめぐる価値観の変化など、あげきれないほどの環境変化があふれています。コロナ以降、われわれの経済・社会は大きく変化し、それに伴い新しい会計理論やシステムが求められるはずです。
「会計を社会的・経済的環境との関連において総体的に研究するという方法論上の関心を基礎として」成立した本学会は、「会計の本質・諸機能・諸形態を総合的かつ 歴史的見地から研究」し、先の見通せない社会、そして不安定要素の多い社会において、会計の新しい役割や新しい姿を考え、提案していくことが役割と思われます。閉塞感のある現在こそ、多くの会員の意見を集約して学会として発信したいと考えます。そこで統一論題を緊急セッション「ポスト・コロナにおける新たな社会と会計」という形で実施することになりました。
緊急企画として、初めての開催形式を提案します。
山口不二夫先生(明治大学)による問題提起(同封資料)を熟読ください。
キーノート・メッセージを踏まえて、会員の皆様のコロナ以降の新しい会計への意見を募集します。コロナ禍によって生じた変動に適応した、新たな会計理論やシステムについて、大会準備校および学会事務局宛にEmailを用いて(お名前とご所属を記入して)A4一枚の範囲内でご意見・ご提案をお寄せください。ユニークかつ自由闊達な意見をお待ちしています。準備校で書式を統一するなど手を加えてさせていただくことがあります。締め切り(10月8日)
いただいたご意見は統一論題資料として会員限定HPに公開し、そのいくつかは統一議論の対象 とさせていただきます。
キーノート・メッセージ【基調報告】、会員からのレスポンス・ペーパー報告、それを受けてフロアからの意見を交えながら議論を深めたいと思います。
投稿いただいたレスポンス・ペーパーは、『年報』に掲載することを企画しています。
会計理論学会第35回全国大会準備校
福井県立大学
統一論題キーノート・メッセージ ポストコロナにおける新たな社会と会計 :山口不二夫
詳細はダウンロードしてお読みください。
会計理論学会第35 回全国大会を遠隔会議(福井県立大学永平寺キャンパス)にて開催いたします。
※詳細および変更などの告知※
こちらのホームページまたは、下記URLから確認・順次公開します。
過去の全国大会のプログラムです。どういった大会をしているのかを見ることができます。